ナチュラルなワイン

どーもオンレドムです


うちで扱っているワインはいわゆる
ナチュラルワイン
と呼ばれるものがほとんどです。

でも最初からそうではなかったし、
ナチュラルだから使っている訳ではない。

オープンしてから来月で7年。

クラシックもナチュラルも、
数えきれないほど飲んできました。
(少なくとも1000本以上は

料理とワインに向き合い続けた結果
気づいたら今のようなワインばかりになっていました。

最近はナチュラルワインという言葉も広まって、扱うお店もかなり増えたと思います。

でも、その中でただの“ドリンク”として消費されていたり、
ナチュラルだからという理由だけで敬遠されているのを見ると、少しもったいないなと感じます。

ビオとか自然派とか、ナチュールとか。

いろんな言葉で分類されがちだけど、正直それだけでは語れるものではないです。

見た目や香りだけで判断できるものもあれば、
そうでないものもたくさんあるし、
「ナチュラルだから好き」
「クラシックだから安心」
みたいな単純な話でもない。

(そもそもナチュラルっていう形容詞をつける事にも疑問はあるけど…

自分が大切にしたいのは、味わいはもちろんだけど
そのワインが持つ個性とか造り手の想い。

土地や気候、年、ブドウ、そして人。

そういうものがちゃんとボトルの中に
詰まっているワインにものすごく惹かれます。

整えられて均一な味わいのワインも否定はしないけれど、

それよりも
「このワインにしかない何か」がある方が、
めちゃくちゃ面白いし、ずっと記憶に残る。

ナチュラルなワインには、
濁りや独特の香り、強い酸が出ることもあります。

そこだけを切り取って「クセがある」と言われることもあるけれど、

酸化防止剤などを使えば技術的に抑えることもできるものを、
あえてやっていない選択の結果でもあります。

良い悪いではなくて、あくまで“表現の違い。

人は経験したことのないものに対して違和感や嫌悪感を持つのが普通かもしれないけれど、

あんなにも苦いビールやコーヒーが
最初から好きだった人はそんなには多くない

だからワインも同じで、たった数回の印象だけで判断してしまうのはちょーっともったいない。


ワインなのにオレンジ色で、少し濁っていて、ちょっと酸っぱくて…
でも、ものすごく複雑で旨みがあるワイン。

初めて飲んだあのときの衝撃が忘れられなくて、
気づいたらどんどん好きになっていました。

開けるタイミングや温度、空気との触れ方や時間で
香りも味わいもどんどん変わっていく。

人と同じで、いつでも絶好調じゃないし
元気のない時もある。

だからこそ、たった数回で決めつけるんじゃなくて、何度も触れて、その変化や個性を楽しんでもらえたら一番嬉しいなと思っています。

オンレドムでは、そういうワインとイタリア料理を一緒にただ飲むだけではない“体験”として味わってほしいなと思っています。


名古屋ナチュラルワインとイタリア料理
オステリアオンレドム